建材事業

タフシート

既設トンネルの覆工コンクリート面に、「タフシート(紫外線硬化型FRPシート)」を貼付け、コンクリート片等の剥落を防止するとともに、遮水性・耐薬品性に優れた防食被覆層を形成するものです。タフシートは軽量で硬化前は柔らかく取り扱いが容易で、施工箇所に貼り付けた後に紫外線を照射することで硬化します。このため、従来の補修工法に比べて、短時間で広範囲の施工ができ、硬化も早いことから、鉄道や道路トンネルなど作業時間に制約のある場所での施工に最適な工法です。

タフシートを用いたトンネル覆工工事施工

タフシートエ法®の特徴

  • 付着性、耐久性に優れた強固な被覆層を形成し、コンクリート覆工面の剥落防止効果に 優れる。
  • 貼付けから硬化まで短時間に作業できるため、鉄道や道路トンネルなどの作業時間に制約を受ける場所での施工に適している。
  • 一体化した被覆層を形成するため、遮水性に優れている。
  • タフシートの補強繊維は、2~3cmの短繊維(ガラス繊維)のランダム配向のため、貼り付け方向に制約がない。
  • 漏水箇所は、導水処理後や導水樋の上からの施工も可能
  • タフシートは良好な絶縁材料のため、電気設備の絶縁低下や電食の問題がない。
  • 高温でも変形しにくく、また瞬間的なスパーク火花による引火の心配がない。
タフシート(硬化前)

タフシートの施工実績

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