建材事業

レンズダンパー®

シンプルな構造で、地震の揺れに強い。それが「レンズダンパー®」

ワンランク上のエネルギー吸収能力を持つ制震部材がレンズダンパー®

「レンズダンパー®」は地震エネルギーを効率よく吸収するシンプルな構造の制震部材です。

大きな伸び特性を持つ低降伏点鋼材を採用

「レンズダンパー®」に採用したレンズ型パネルには、従来の鋼材と比較して、大きな伸び性能を備えている低降伏点鋼材(LY材)を採用しています。この大きな伸び性能が、地震による激しい揺れに的確に対応し、地震エネルギーを効率よく吸収、建物への被害を抑えます。

レンズ形状で、大地震にも安心

低降伏点鋼材採用のレンズ型パネルの中心部には、両面に凹型レンズ形状加工を施しています。
このレンズ形状によって、地震エネルギーを効率よく分散、均等に変形が起こるために加工されていない単板パネルに比べ、繰り返しの振動にも長持ちします。そのため大地震にも安心です。

大地震発生後のメンテナンスも簡単でローコスト

「レンズ型制震ダンパー」は、日常においてわずらわしいメンテナンスは必要ありません。大地震後は目視による点検で簡単に確認いただけます。

ダンパー交換も簡単

レンズ型パネルの接合は溶接を一切行わないボルト接合式。そのため、大地震などで万一レンズ型パネルの交換が必要になった場合でも、ローコストで簡単に交換することができます。

5つのメリット

(1)開口部を遮らない

レンズダンパー®は、コンパクトです。 耐震ブレースのように窓な どの開口部を遮ることがありません。 入居者やテナントからの「視界 不良」などのクレームがなく、快適な空間をご提供いたします。

(2)ローコストを実現

レンズダンパー®は、シンプルな構造です。低コストで設置すること ができます。

(3)メンテナンスフリー

レンズダンパー®は、日常のメンテナンスを必要としません。万一の地震の後は、目視によ る点検で簡単に確認できます。

(4)新築、改築どちらの工事でも採用が可能

レンズダンパー®は、新築工事では無理なく取り付けが可能です。また改修工事では、制震補強として採用できるだけでなく、使いながらの工事も可能です。

(5)多様なニーズ®にお応えするフレキシブル性

レンズダンパー®は、内壁、外壁のどちらにも対応可能です。開口部を遮らない間柱タイプの他、ブレースタイプの対応もできます。
建物のイメージに合わせたカラーコーディネートも可能です。

評価

日本建築センターにて、一般評定を取得(平成24年6月15日 取得)

「レンズダンパー®」は、第三者機関:一般社団法人日本建築センターにおいて、「一般評定」を取得。建物全体の揺れを低減させることに有効な制震ダンパーであることが認められました。平成23年3月11日の東北地方太平洋沖地震後、日本建築センターにて初めて取得した制震ダンパーです。

日本ERI(株)にて構造性能評価を取得(令和4年8月25日 取得)

一般評定に加え、同じく第三者機関である日本ERI(株)で性能評価を取得しており、より優れた制震ダンパーであることが認められました。

これまで採用してきた抵降伏点鋼材(LY材)に追加して新合金FMS合金を採用しています。

施工実績

株式会社東京精密 八王子第6工場(新築)H28年 3月

構造:鉄骨造 地上5階

設計/施工:鉄建建設

外観
柱への取付状況

株式会社東京精密 土浦工場MI棟(新築)R2年 5月

構造:鉄骨造 地上4階

設計/施工:鉄建建設

外観
柱への取付状況
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