建材事業

テールパッキン

テールパッキンはシールドマシンの最後尾に装備され、地盤沈下を防ぐ役割を果たします。シールド工事ではテールパッキンが不完全であると地盤沈下を銹発して重大な事故を招くことがあります。鉄建式ワイヤーブラシ型テールパッキンはこのような問題を解決し、シールド工事の安全性を高めるため大きな役割を果たしてきました。

ワイヤーブラシ型テールパッキン

シールド機のテールパッキンには従来から天然ゴムやウレタン、合成ゴム等の素材が使われていました。しかし板状のものが多かったためセグメントの継手部の段差に追従しなかったり、小礫が挟まって哀込めモルタルや流砂がシールド内に流入し、作業能率の低下や裏込め注入の施工が不完全になる要因になっていました。

ワイヤーブラシは弾力性に宮み、磨耗にも強くモルタルや土 砂、地下水なども完全にシールすることができる画期的なパッキン材料で、今ではテールパッキンといえばワイヤーブラシと言われています。

鉄建式テールパッキンの特徴

  • 高水圧下の施工に於ける高い止水性能
  • 距離施工での高耐久性・耐摩耗性
  • 急曲線の施工でのセグメントヘの追従性

このように鉄建式ワイヤーブラシパッキンは高品質のテール パッキンで、難易度の高いとされる海底トンネルや河川横断の施工などでは優れた性能を発揮し、英仏海峡トンネルや東京湾横断道路の建設に大きく貢献しました。

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