タフメッシュシート
従来工法
タフメッシュ工法®
タフメッシュシートは従来のタフシートや炭素繊維シートのように、コンクリートはく落対策・表面防護工・耐震補強など多くのバリエーションを持ったシートとは違い、コンクリートはく落対策に特化した製品を目指しました。そのため必要最低限の強度特性を保てばよいことから、汎用性の高い材料で構成することが可能となり、コストダウンを図る事が出来ました。また、施工方法も工場で成型したシートを接着材で貼付けるだけの極めて簡易な方法としました。
このため、作業工数は上図のように下地処理、接着剤塗布、シート貼付け、脱泡作業だけとなり、現場において繊維を樹脂で含浸させる工法より手間が格段に少ないことが解ります。よって剥落対策工事の工期やコストの低減に寄与できます。
タフメッシュシートエ法の特徴
- NEXCOトンネル・橋りょう双方の規格を満足している。
- シートが薄くて軽いため、施工性がよい。
- 作業工数が少ないため規制費等が低減可能。
- 接着剤のみで貼付けるため、含浸や特殊装置不要。
- 成型材料を使用するため品質が安定している。
- 紫外線劣化が少ない材料を使用している。
- 部分透明なため、事後も下地状況の観察が可能。
- 伸び性能も有するため目地またぎの施工も可能。
タフメッシュシートの表面
タフメッシュ工法®の実績(抜粋)
- 香川県坂出市:(仮)虎尾橋補修工事(高松自動車道OV)(600㎡)R3年度
- UR東日本:R02花見川他1団地道路・歩道橋修繕調査工事(840㎡)R3年度
- 茨城県水戸市:寺⼭橋外2橋橋梁⻑寿命化工事(常磐道OV)(1890㎡)R4年度